白内障手術 — 水晶体を眼内レンズに入れ替える手術
先に結論
白内障手術は、濁った水晶体を取り除いて眼内レンズを入れる手術です。江南セントラル眼科では、手術の時期を濁りの程度だけで決めず、視力が年齢のわりに良く生活の不便も少なければ「まだ待ちましょう」とお伝えします。眼内レンズは一種類を勧めるのではなく、角膜の状態・乱視・瞳孔の大きさと、お仕事・趣味・夜間の活動・読書の多さをあわせて見て選びます。
いつ手術しますか — 待ってもよい場合と、急いだほうがよい場合
| 場合 | 判断 |
|---|---|
| 遠く・近くの視力が年齢のわりに良く、眼鏡も不便でなく、見え方や視野に不便を感じていない場合 | まだ待ちましょうとお伝えします |
| 緑内障(閉塞隅角のおそれ)がある、または高齢で白内障が進み膨隆白内障へ進行している場合 | 視力が良くても予防的に手術が必要です |
| シェーグレン症候群などの重いドライアイ | 待つ方向で判断します |
眼内レンズはどう選びますか
- 使用レンズ:主に使うのは J&J の Odyssey(オデッセイ)。あわせて使うレンズ — J&J Synergy(近く・読書の多い方)、PureSee(夜間の運転・コントラスト感度を重視する方)、Eyhance(単焦点のくっきりした見え方に中間距離を改善)、Alcon PanOptix・PanOptix Pro(3焦点が合う場合)、Alcon Vivity(光のにじみを最小限に抑えつつ活動的に過ごしたい方)。
- 多焦点(単焦点ではない)レンズをお勧めしない場合: ・光のにじみ・まぶしさに敏感な職業 — 夜間の運転が多い方、夜間のタクシー・トラックの運転手の方 ・進行した緑内障でコントラスト感度が落ちている場合 — 多焦点を入れると視界がさらに暗く、狭苦しく感じられます ・加齢黄斑変性・黄斑上膜などの網膜の病気、視神経萎縮、瞳孔が生まれつきとても小さい・大きい場合
- ご希望でも改めてご相談する場合:聖書を読む・料理など近くの作業が多いのに単焦点を希望される場合/キャディ・夜間の運転業など遠くを見る職種なのに近く寄りの多焦点を希望される場合/完璧主義の傾向があり光のにじみに極端に敏感なのに多焦点を希望される場合。
検査と手術の流れ
- 老眼白内障手術の前にもっとも重視するのは、角膜の状態、ドライアイ、眼内レンズの度数の正確さです。これを何度も繰り返して測り、誤差の幅を小さくします。
- 手術前に持病と服用中のお薬を確認し、手術中は血圧・脈拍などのバイタルサインを見守り続け、緊急用の薬や機器を備えています。
- 麻酔:点眼麻酔が標準で、眠った状態にする麻酔は原則として必要ありません。
- 機器:LENSAR(フェムトセカンドレーザー)、CENTURION、ZEISS Lumera 手術用顕微鏡。
- 両眼:安全と感染予防のため、ふつうは1日または2日あけて手術します。
回復と経過観察
| 時期 | 確認すること |
|---|---|
| 手術の翌日 | 眼圧、炎症(ぶどう膜炎)の有無、眼内レンズの位置 |
| 1週間 | 傷の治り具合、初期の視力回復 |
| 1か月 | 視力の安定 |
| 3〜6か月 | 後発白内障の有無、網膜の状態 |
| その後 | 年1回の定期検診(緑内障・加齢黄斑変性など、あわせて起こりうる病気の確認) |
- 翌日から軽い日常生活、2〜4週間で回復(個人差あり)。洗顔・シャワーは1週間後、サウナは1か月後。
- 経過観察の時期:手術翌日・1週間・1か月・2か月・3か月。
手術のあと、また見えにくくなったら — 後発白内障
外来で診察したあと、レーザー室で YAG レーザーを使い、5分以内で治療します。痛みや回復の程度には個人差があります。
費用と保険
費用は検査の結果と手術の方法によって変わり、外国人患者様の診療費はご相談のうえでご案内します。ご旅行の前にお電話かメールでお問い合わせいただければ、到着してから驚かれることのないよう前もってご説明します。 — 眼内レンズの種類によって大きく変わります。
韓国の民間医療保険(実損保険)に加入されている場合、単焦点眼内レンズは約款によって補償されることがあり、多焦点眼内レンズの保険適用外の材料費は補償の対象外となることがあります。加入されている保険会社・約款によって異なるため、保険会社へのご確認が必要です。
海外からお越しの方へ
- 両眼はふつう1日または2日の間隔で手術し、手術翌日の検診が最初の経過観察です。滞在日程は、このスケジュールを見てご相談のなかで決めます。
- 持病がある方やお薬を飲んでいる方は、服用中のお薬のリストを前もってご用意ください — 手術前に確認する項目です。
- ご連絡:電話 +82-2-555-1369 ・メール gnceyecenter@naver.com ・ LINE ・登録上の相談言語は韓国語・英語・中国語
副作用と個人差
白内障・眼内レンズの手術には、光のにじみやまぶしさ、コントラスト感度の低下、まれに眼内の感染、眼圧の上昇、術後の後発白内障、網膜剥離、眼内レンズの位置のずれなどの副作用が生じる可能性があります。多焦点レンズは慣れるまでに時間がかかる場合があり、距離によっては眼鏡が必要になることもあります。結果には個人差があります。精密検査と医師との十分なご相談のうえでご判断ください。
手術前のドライアイがとても重い場合、加齢による角膜の細かな混濁がある場合、乱視が強い場合は、残った乱視のために光のにじみやかすみをより強く感じることがあります。治療できるドライアイや角膜の細かな混濁は先に治療してから手術すると、経過がより良くなる場合があります。
よくあるご質問(18問)
今すぐ手術したほうがいいですか、もう少し様子を見てもいいですか
視力が年齢のわりに良く、生活の不便が少なければ待っても大丈夫です。ただし緑内障(閉塞隅角のおそれ)がある場合や膨隆白内障へ進行している場合は、視力が良くても予防的な手術が必要です。
眼内レンズは必ず入れないといけませんか
白内障手術は、濁った水晶体を取り除き、その場所に眼内レンズを入れる手術です。どのレンズを入れるかは、検査と生活スタイルを見て決めます。
どのレンズを選べばいいですか
おすすめのレンズを一つに絞ってお勧めすることはしていません。角膜の状態・乱視・瞳孔の大きさと、お仕事・趣味・夜間の活動・読書の多さ・スマートフォンを使う時間をあわせて見て選びます。
多焦点レンズにすれば、眼鏡はまったく要らなくなりますか
そのようにはお約束しません。眼鏡が必要な距離が減ることがあるという意味で、どの距離でも要らなくなるという意味ではありません。
多焦点をお勧めしないのはどんな場合ですか
夜間の運転が多い方や光のにじみに敏感な職業の方、進行した緑内障でコントラスト感度が落ちている場合、加齢黄斑変性・黄斑上膜・視神経萎縮、瞳孔が生まれつきとても小さい・大きい場合です。
乱視矯正用のレンズは必ず必要ですか
乱視の程度によって違います。乱視が強いと残った乱視のために光のにじみやかすみをより強く感じることがあるため、レンズ選びと手術計画に反映します。
両眼を同時に手術しますか
安全と感染予防のため、ふつうは1日または2日の間隔をあけて両眼を手術します。
麻酔はどうしますか
点眼麻酔が標準で、眠った状態にする麻酔は原則として必要ありません。緊張が強い方は、ご相談の際に別途確認します。
高齢でも、持病があっても受けられますか
手術前に持病と服用中のお薬を確認し、手術中は血圧・脈拍を見守り続け、緊急用の薬や機器を備えています。受けられるかどうかは、検査とご相談で決めます。
日常生活にはいつから戻れますか
翌日から軽い日常生活ができ、2〜4週間かけて回復します。最初の1週間は眼に水が入らないよう注意します。個人差があります。
洗顔・シャワー・サウナはいつからできますか
洗顔とシャワーは1週間後、サウナは1か月後からをご案内しています。
手術のあと、また見えにくくなることはありますか
後発白内障が起こることがあります。外来で YAG レーザーを使い5分以内で治療し、経過には個人差があります。
手術のあとの管理や検診はどのくらいの頻度ですか
手術翌日・1週間・1か月・2か月・3か月に経過を見て、その後は年1回の定期検診で緑内障・加齢黄斑変性など、あわせて起こりうる病気まで確認します。
手術がうまくいかなかったら、再手術はできますか
まず原因を見分けます。レンズによるものか、ほかの眼の病気によるものかを確認したうえで次の段階を決めます。老眼・白内障の再手術も診療しています。
プレミアムレンズが合わなかったらどうなりますか
プレミアムレンズの手術後に満足度が低い場合、レンズの交換と追加のご相談をあわせて検討する手順があります。条件と手順はご相談の際に確認します。
保険は使えますか
韓国の民間医療保険(実損保険)に加入されている場合、単焦点は約款によって補償されることがあり、多焦点の保険適用外の材料費は対象外となることがあります。保険会社・約款によって異なるため、保険会社へのご確認が必要です。
外国人でも手術を受けられますか
はい。外国人患者誘致医療機関(M-2021-01-08-6311)として登録しており、登録上の相談言語は韓国語・英語・中国語です。
費用はいくらですか
眼内レンズの種類によって大きく変わり、外国人患者様の診療費はご相談のうえでご案内します。